ガラパゴスからの船出

時代の潮流から随分外れた島に浮かぶ音楽ブログです。お気に入りの曲の感想や好きな部分をひたすら垂れ流します。

DragonForce/Operation Ground and Pound

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特に意識しているわけではないが、私の好きな洋楽ミュージシャンのジャンルとしてはブリティッシュロックが多い。そしてDragonForceもまたイギリスのバンドなのだが、果たして彼らをブリティッシュロックと呼んでいいものなのか…

 

私がパワーメタルに興味を持ち始めたのはDragonForceのがきっかけであった。ラウド系のPVを集めた番組で偶然見つけ、高速ブラストビートとメロディアスな曲調、変態的なテクニックのギターソロ、なんだかわからないが壮大な世界観など、今まで知らなかった風景がそこには広がっていた。 音楽好きな友人とこのPVを見て、二人そろって「ヤベエ…」と呟いていたことをよく覚えている。

厨二病を極めたカッコよさというのは、ビジュアル系だろうと私は思っていたが、別の道にもそのカッコよさがあった。ここまで爽快にドラマチックなカッコよさを突き抜けられると、もう賞賛の言葉を贈るしかない。

 

DragonForceの楽曲には日本を意識したものがあり、何度も来日している彼らは日本との繋がりも深い。PVではカットされているが、この曲のイントロでは二胡らしき楽器が使われていたり、メロディがどこか東アジアテイストだったりと、ブリティッシュなメタルとは言い切れない要素が見られる(作曲はSam Totmanだし、元々彼らはドイツ寄りのメタルな気もするが)。そもそもこのバンド自体が多国籍なメンバーで構成されており、それぞれの要素をメロディアスとスピードという柱に集中させると、彼らの音楽になるのだろう。

 

DragonForceを知り、私はパワーメタルを聴くようになり、またパワーメタルを作る時に彼らの世界観を参考にするようになった。現在のDragonForceは当時とはメンバーの大半が変わり、新しい曲調や短めの曲にもジャンルを広げるようになった。当時の曲調を知っている人間からすると少しパワーダウンした感は否めないが、それでも今も彼らのスピードを追い続けている私がいる。いくつになってもあのカッコよさを懐かしみ、追い求めてしまう。それがDragonForceの魅力なのだ。