石野卓球氏を知ってから、逆流するかのように電気グルーヴ(以下電気)のアルバムも掘るようになった。そんな中見つけたのが、電気とスチャダラパーのコラボである「Twilight」だ。
なんとまあキラキラした曲だろう。イントロのアコギとアナログシンセのバッキングに、TR-808のタムっぽい音や宇宙っぽFXが入り、この曲は始まる。
ラップはスチャダラのBOSEとANIが担当しているんだけど、トラックが完全に電気寄りなのよね。調べたら編曲は砂原良徳氏みたい。
サビはまた一段と華やかで、卓球氏の張りのある高い声にストリングスが混ざる。同じくTR-808のオープンハイハットみたいな音や、2小節に1個しか置かれないクラップなど、色んな音がネオンライトのように散りばめられていて、テクノとハウスの中間をゆらゆらとしている、そんな感じ。
推しポイントは、Cメロの「光り出す空~」の部分。スネアも偶数拍にきちんと置かれているし、卓球氏は高らかに歌うしで、聴いていて一番楽しい部分なのよね。その後の急に音が少なくなるところも、宇宙感マシマシで良き。
別バージョンのPV。やはり意味がわからない