石野卓球氏を知ってから、逆流するかのように電気グルーヴ(以下電気)のアルバムも掘るようになった。そんな中見つけたのが、電気とスチャダラパーのコラボである「Twilight」だ。 PVの意味はさっぱりわからない(誉め言葉) なんとまあキラキラした曲だろう。…
DragonForce(以下ドラフォ)の最高傑作であると私が考えているのが、この「Heroes of Our Time」だ。 腕を回してジャンプしたり、カオスパッドを操りまくったりと、Vadimがとにかく楽しそう この曲はアルバム「Ultra Beatdown」のリード曲なんだけど、アルバ…
eastern youthのことを知ったのはいつだったろうか。気が付いたらアルバムを持っていたバンドだったりする。初めて聴いたのがこの「夏の日の午後」だったことは覚えている。 このなんとも言えない日本感たるや。決して和風じゃないんですよね。昭和日本の夏…
かつてクレイジーケンバンドが渚ようこ氏をゲストに迎え入れ、「かっこいいブーガルー」という曲を発表した。歌謡曲テイスト溢れる名曲なのだが、それを歌謡曲大好き半田健人氏がカバーしたのがこの曲である。 PVのロケ地が巣鴨やら浅草やらっていう、もうバ…
一期fripSideの別名義であるfripSide NAO project!(以下ナオプロ)。アルバム一枚とシングル一枚を出して一期が終了したので楽曲数は非常に少ないが、そのアルバム「Rabbit Syndrome」は、非常に高い完成度を誇っていた。そしてアルバムのリード曲がこの「あ…
バンドやグループというものは、メンバーチェンジや音楽性を変えながら、移り変わることが多い。このLOONIEというグループも、またその一つである。 彼らは元々90~00年代に活動していた、ミクスチャーロックバンドの麻波25(mach25)のメンバーであった。2004…
このバンドを5ちゃんねるで誰かに教えてもらったのは、2020年2月3日。日付を覚えているのは、自分のTwitterにそうメモしてあるからだ。 ボーカル&ギターのKim Shattuckを中心とするこのバンドは、アメリカのロサンゼルスで1993年に結成されたパンクバンドで…
Zig+Zagと出会ったのは、今から20年程前に放送されていた「熱唱オンエアバトル」でのこと。何やらホラーテイストなビジュアルの二人組が「夜海神話」という曲を引っ提げて登場した。結果は最下位でオフエアだったのだが、そのインパクトに釘付けになってしま…
ザ・キング・トーンズといえば「グッド・ナイト・ベイビー」が有名だろうか。リアルタイム世代ではないが、様々な歌番組で歌われていたから、追っかけていなくても耳に馴染んでいた。 そんなキングトーンズには他にも名曲があって、その一つがこの「夢の中で…
タイにNeko Jumpという双子の姉妹アイドルがいた。2006年にアルバム「Neko Jump」でデビューしたのだが、そのアルバムの楽曲がなぜか「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」という日本のアニメの主題歌に採用されたのだった。 私はこのアニメを見ていなかったが、…
私の一番好きなミュージシャンはSOUL'd OUTである。そしてSOUL'd OUTの中で一番好きな曲は「Starlight Destiny」である。つまり遍在する音楽の中で、最も愛する曲は「Starlight Destiny」になるわけだ。この曲の入っている「ATTITUDE」は最高の一枚だとも思…
高校生の時の私が何の気なしに物色したCDの中に、ひと際インパクトのあるジャケットを発見した。それが「the mad chinaman」というアルバムであり、京劇スタイルの風貌をしているこの人物こそが、Dick Leeという中国系シンガポール人のミュージシャンである…
以前YouTubeでたまたま見つけたSiMの「KiLLiNG ME」。SiMはレゲエパンクバンドなのだが、この曲に関していえばハードコア寄りなのよね。 何がカッコいいかって、サビが終わるまで1分ちょっとの疾走感。曲自体も3分ぐらいというタイトなもの。でもその中にハ…
2006年に朝日美穂氏、もりばやしみほ氏、川本真琴氏の三人で結成された一年限りの期間限定ユニット「ミホミホマコト」。一枚のアルバムを出して解散した彼女たちの音楽は、今になってもまだ耳に残っている。 ~2:30 Ruth Brownの「I want to be loved」をカ…
2008年の4~6月に放送された「クリスタルブレイズ」というアニメがある。「大人も楽しめるアニメ」をテーマに、構想から実に5年の月日をかけて生み出された作品だ。現実に挫折した人々が集まる「ラグス・タウン」という街を舞台にして、主人公が仲間とともに…
I THE TENDERNESS(通称ITT)を知ったのはMTV Japanの「FRESH FLASH」という、メジャーデビューしたばかりのミュージシャンをPVとともに何組か紹介する番組だ。 FEROSとU-KIの2MCによるヒップホップユニットであり、アングラ感漂うゴリゴリのラッパーというよ…
深夜のPV垂れ流し番組で偶然流れてきたTake Thatのこの曲。私は曲調やPVこそ覚えていたが、グループ名や曲名を覚えていなかったためずっとモヤモヤしていた。ところがPVを録画していたDVDを2年前に発掘したため、14年ぶりにその靄が晴れたのだった。 まずミ…
フジファブリックの「虹」を初めて聴いたのは、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2006」の映像をスカパーで見た時だ。「Sunny Morning」から始まったそのライブでは「ダンス2000」や「銀河」を経て、ラストで「虹」が演奏された。 その時のライブの動画は上がってい…
少し刺々しいジャケットではあるが、曲がポップなのがBREMENというグループ。1ボーカル&2キーボードというテクノやハウス系のダンスミュージックのユニットだ。 初めて見たのは熱唱オンエアバトル。オフエアであったためフルで曲を聴けなかったのだが、当時…
この曲は「猫神やおよろず」というアニメのEDテーマらしいのだが、そのアニメを見たことがないため完全に曲のみの感想となる。 どういう経緯だったか忘れたが、このアルバムを手に取って聴いた時にビビっときたのがこの「Oh My God🖤」という曲。 The Muffsを…
「晴れわたる丘」でRYO the SKYWALKERを知った私が手に取ったアルバム「ONE-DER LAND」。その中で一番好きな曲がこの「忘れておしまい」だ。 この曲はケン田村という80年代のAORミュージシャンの曲をレゲエでカバーしたものである。 とはいっても元の歌詞に…
私はメタルが好きで自分でも作るほどであるが、いつかこんなバンドっぽい感じの曲を作ってみたいなあと思っているのがアメリカのメタルバンドAugust Burns Redである。そしてその中で最も好きなのが「Meddler」という曲だ。 なんてわかりやすいメタルコアな…
さっき調べてわかったことなのだけれど、「天才てれびくん」って2023年現在も放送されているそうだ。私が見始めたのは番組が始まったばかりの丁度30年前のことであり、すごい長寿コンテンツだなあと、驚いた次第である。 テレビゲームに支配されたテレビが人…
2009年の3月、学生だった私は今考えると羨ましくて血の涙が出るぐらいヒマを持て余していた。ネット環境もなく、友人とたまに遊ぶ以外はシンセサイザーを弄っているという、時間の概念などとうに忘れた生活を送っていた。そんな中ふとテレビをつけた時に出会…
リアルタイムもそうだが、夕方の再放送の果たした役割が大きいのだろう。我々の世代は大体『幽☆遊☆白書』のアニメを通ってきている。我が兄妹妹もテレビの前に勢揃いして、物語の始まりから終わりまで楽しませてもらったものだ。 そんなみんな大好き『幽☆遊☆…
ヒップホップといえばワルの華だ。オラついた兄ちゃんが攻撃的なリリックでディスとボースティングをぶちまける。そこには暴力的な空気が立ち込めているのだが、このMSCというクルーは、ただのワルとして語って終われない中毒的な魅力がある。 MSCは漢 a.k.a…
メタルといえば北欧、特にフィンランドのイメージが強い。多分私が初めて知ったフィンランドのバンドが、Mr.Lordi率いるLordiだ。 一度見たら忘れられない、地獄からやってきたインパクトのある見た目と、悪魔崇拝のような禍々しい世界観の楽曲、重厚なハー…
「移動型テーマパーク」を掲げるINO HEAD PARKを初めて知ったのは、15年ぐらい前の地上波の深夜音楽番組だった気がする。INO HEAD PARKというバンド名は、彼らが初めてセッションをした日の飲み会の帰り、バンド名を決める時に歩いていたのが井の頭公園だっ…
私の人生を変えたお笑い番組は二つある。一つは「爆笑オンエアバトル」。そしてもう一つは「あらびき団」だ。 大学生時代、ふと深夜に新しいお笑い番組が始まると聞き、試しに見たのがこの「あらびき団」だった。記念すべき第1回のトップバッターとして出て…
BGMが素晴らしいゲームを一本挙げろと言われたら、真っ先に私が挙げるのが「すばらしきこのせかい」だ。2007年にニンテンドーDSで発売されたこのゲームは、コレクション要素のあるバッジの能力をタッチペンで操る、爽快感のあるアクションが魅力のゲームだ。…